商業簿記合格テキスト06【有形固定資産(Ⅰ)】
固定資産の購入
固定資産:建物、土地、備品、車両運搬具
所得原価=購入代価+不随費用
減価償却
減価償却:固定資産の価値の減少を見積もり、所得原価を費用として配分する手続き
所得原価:固定資産を所得するときの額
耐用年数:利用可能な年数
残存価格:耐用年数経過後の処分可能見込額(これ以上減らない)
①定額法
均等に価値を減少させる方法
1年当たりの減価償却費=(所得価格-残存価格)/耐用年数
会計期間の途中で所得した場合、月割計算する。
②定率法
帳簿価額に一定率を乗じる方法
1年当たりの減価償却費=(所得価格-期首減価償却累計額)×年償却率
※200%定率法:償却率=定額法の償却利率×200%
均等償却への切り替え
その年の減価償却費が償却補償額(所得原価×保証率)を下回った場合、均等償却に切り替える
切り替え後の原価償却費は、切り替え年度における期首帳簿価額×改定保証率で計算する
減価償却の記帳方法
①直接法
固定資産勘定から直接控除する方法
②間接法
減価償却累計額勘定を用いて間接控除する方法
固定資産の売却
①期首に売却
売却日の減価償却費の計上は行わない
②期中に売却
期首から売却日の月までの減価償却費を月割計算して計上する
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません