商業簿記合格テキスト16【決算手続】
清算表
決算整理前残高試算表に対し、決算整理仕訳を行い、損益計算書と貸借対照表を作成する過程を一覧できる表
勘定の締め切り
収益と費用の諸勘定を損益を用いて決算振分仕訳をおこなう。
差額を繰越利益余剰金へ振り替える
資産、負債、純資産の諸勘定の差額を次期繰越と記入する
繰越試算表を作成する
損益計算書
損益勘定を基礎として作成する
区分表示を以下のようにする
売上原価：仕入
販売費及び一般管理費：給料、保険料、貸倒引当繰入、減価償却費、棚卸減耗損、商標権償却
営業外費用：支払利息、有価証券評価損
売上高：売上
営業外収益：受取利息
貸借対照表
繰越試算表を基礎として作成する
区分表示を以下のようにする
流動資産：現金預金、受取手形、売掛金、貸倒引当金、売買目的有価証券、繰越商品、前払保険料
固定資産：備品、減価償却累計額、商標権、その他有価証券
流動負債：買掛金、未払法人税等
固定負債：借入金
資本余剰金：資本準備金
利益余剰金：利益準備金、繰越利益余剰金
勘定科目と表示科目の違いを組み替えする
繰越商品→商品
売買目的有価証券→有価証券
その他有価証券→投資有価証券
借入金（長期性）→長期借入金
前払保険料→前払費用
月次損益の算定と決算整理仕訳
減価償却
月数で均等割りする
引当金
月数で均等割りする
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