工業簿記合格テキスト04
03 材料費(II) P24~35
材料の消費(材料費の計算)
直接材料費→仕掛品勘定へ振り替え
間接材料費→製造間接費勘定へ振り替え
実際消費数量の計算
①継続記録法:支払の都度、元帳に記入する。棚卸しの時の減少(紛失)を棚卸損耗という。
②棚卸計算法:月初の補充分と月末数の差を消費数とする。
実際消費単価の計算
①平均法:平均単価を計算し、この平均単位を消費単位とする。
②先入先出法:先に購入した材料から先に消費したと仮定して消費単位を決める。
予定消費単価を用いた場合(予定価格法)
予定消費単価を用いる計算
1年間の消費単価を仮決定して、この予定消費単価を用いる方法
①予定消費単価の決定
②実際消費数量を掛けて予定消費額を出す
③平均法or先入先出法を用いて実際消費額を出す
④予定消費額と実際消費額の差から材料消費価格差異を出す
※労務費や製造間接費でも差異が出るがまとめて原価差異という
⑤売上原価に賦課する
材料消費価格差異(原価差異)
借方差異(不利差異) 予定消費額<実際消費額
(材料消費差異 ××|材料 ××)
(材料 ××|売上原価 ××)
借方差異(有利差異) 予定消費額>実際消費額
(材料 ××|材料消費差異 ××)
(材料消費差異 ××|売上原価 ××)
月末材料の管理(棚卸減耗費の計算)
継続記録法を用いた場合、帳簿上の在庫数が明確なため月末に実地棚卸を行うことで棚卸減耗を知ることが出来る。
この棚卸減耗の発生を棚卸減耗費という。間接経費として製造間接費勘定へ振り替える
(棚卸減耗費 ××|材料 ××)
(製造間接費 ××|棚卸減耗費 ××)
まとめて、(製造間接費 ××|材料 ××)
感想
勘定科目が増えてきた。勉強し直す時間を含めた全体スケジュールをそろそろ立てないといけないかな。
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